
「読書感想文、何を書けばいいのかわからない…」「あらすじだけで終わってしまう」という悩みは、毎年多くの子どもたちが抱えています。
実は読書感想文には“型”があり、その順番に沿って書けば、誰でもスラスラ書き進められます。
この記事では、本選びから基本の構成、書き出しの例、原稿用紙の使い方、よくある失敗の直し方までを、小学生・中学生向けにわかりやすく紹介します。
この記事のポイント
・本は「自分の経験や気持ちに重なるもの」を選ぶと書きやすい
・構成は「きっかけ→あらすじは短く→心に残った場面と理由→自分とのつながり」
・あらすじだけにせず「自分の気持ち」を中心に書くのがコツ
まずは本選びから(ここで半分決まる)
読書感想文は、本選びでぐっと書きやすさが変わります。おすすめは「自分の経験や気持ちに重なる本」。主人公が自分と似ていたり、考えさせられるテーマだったりすると、書きたいことが自然に浮かびます。
読みながら「心が動いた場面」に付せんを貼っておくと、あとで書くときにとても役立ちます。
読書感想文の基本構成(4つのブロック)
次の4つの順番で書くと、まとまった文章になります。
| ブロック | 書く内容 |
|---|---|
| ① はじめ | この本を選んだきっかけ・第一印象 |
| ② あらすじ(短く) | どんな話かを2〜3文で。書きすぎない |
| ③ 心に残った場面 | どの場面に、なぜ心が動いたか(ここが中心) |
| ④ おわり | 自分の経験との重なり・これからどうしたいか |
とくに大切なのは③です。「どの場面で、どう感じ、なぜそう思ったのか」を自分の言葉で書くと、ぐっと良い感想文になります。
書き出しのパターン例
最初の一文が決まらないときは、次のパターンを使ってみましょう。
・問いかけから:「もし自分が主人公だったら、同じ行動ができただろうか。」
・場面から:「ページをめくる手が止まったのは、〇〇の場面だった。」
・きっかけから:「表紙の絵にひかれて、この本を手に取った。」
原稿用紙の使い方の基本
題名は1行目に少し下げて書き、名前は2行目の下のほうに書きます。本文は3行目から、書き出しと段落の最初は1マス空けます。句読点(、。)やかっこも1マスに書き、行のいちばん上にこないように調整しましょう。
よくある失敗と直し方
いちばん多いのが「あらすじだけで終わってしまう」パターンです。あらすじは短くまとめ、その分「自分がどう感じたか」を増やしましょう。「面白かった」「すごいと思った」で止まらず、“なぜ”そう思ったのかを一歩ふみこんで書くのがコツです。
感想は語彙力が試される部分なので、たくさんの言葉を覚えておくと、より鮮明に感想を書けるので、たくさん読書して言葉を吸収しておくのがおすすめだよ!
まとめ
読書感想文は、自分に重なる本を選び、「きっかけ→短いあらすじ→心に残った場面と理由→自分とのつながり」の順で書けば、スラスラ進みます。
主役は“自分の気持ち”です。あらすじではなく、心が動いた理由をていねいに書いて、自分だけの感想文を完成させましょう。
よくある質問(FAQ)
読書感想文は何から書き始めればいい?
まずは本選びと、読みながら心が動いた場面をメモすることから始めます。書くときは「この本を選んだきっかけ」から入るとスムーズです。
あらすじはどのくらい書けばいい?
2〜3文で十分です。あらすじは短くまとめ、その分「自分がどう感じたか・なぜそう思ったか」を多く書きましょう。
書き出しが思いつきません。
問いかけ・印象に残った場面・本を選んだきっかけ、のいずれかから始めると書きやすくなります。最初の一文は後から直してもかまいません。
字数が足りないときはどうすれば?
心に残った場面を1つ増やすか、その理由をくわしく書きましょう。「自分の似た経験」を加えると、自然に内容が深まり字数も増えます。
原稿用紙の題名や名前はどこに書く?
題名は1行目を少し下げて、名前は2行目の下のほうに書きます。本文は3行目から、段落の最初は1マス空けて書き始めます。