
「最近、スマホの電池の減りが早い気がする…」「買って2年くらいで、すぐ充電がなくなる」。そんなお悩み、ありませんか? バッテリーは消耗品なので少しずつ劣化していきますが、実は使い方しだいで寿命を延ばせるのです。
難しい設定は必要ありません。毎日の充電のクセを少し見直すだけで、バッテリーへの負担を減らせます。
この記事で
- バッテリーが劣化する主な原因
- 長持ちさせる充電のコツ
- やりがちなNG習慣
を、メーカーの公開情報などをもとにわかりやすく解説します。
1. バッテリーは「過充電・過放電・高温」で劣化が進みやすい
2. 充電は20〜80%を目安にこまめに行うのが理想
3. スマホの「最適化充電」機能を使えば自動でケアできる
バッテリーが劣化する主な原因
今のスマホには「リチウムイオンバッテリー」が使われています。このバッテリーが劣化しやすいのは、主に次の3つの状況です。
1つ目は過充電。100%になってからも長時間つなぎっぱなしにすると、負担がかかります。
2つ目は過放電。0%近くまで使い切る状態が続くと、これも負担になります。
3つ目は高温。バッテリーは熱に弱く、暑い場所での使用や充電は劣化を早めます。
つまり、「満タンのまま放置」「カラカラまで使う」「熱い」の3つを避けることが、長持ちのカギになります。
長持ちさせる充電のコツ
20〜80%を目安にこまめに充電
リチウムイオンバッテリーは、20〜80%の範囲で使うと負担が少ないとされています。0%まで使い切ったり、100%のまま放置したりするより、こまめに「継ぎ足し充電」するほうがやさしい使い方です。継ぎ足し充電はバッテリーに悪い、という昔のイメージは、今のスマホには当てはまりません。
高温を避ける
夏の車内や直射日光の当たる場所での放置は厳禁です。また、充電しながら高負荷なゲームや動画視聴をすると本体が熱くなり、劣化を早めます。熱くなったと感じたら、いったん休ませましょう。厚いケースをつけたままの充電で熱がこもる場合も注意です。
「最適化充電」機能を使う
多くのスマホには、充電を自動でコントロールしてくれる機能があります。
iPhoneには「バッテリー充電の最適化」や充電上限の設定があり、80%付近で充電速度を抑えてくれます。AndroidでもPixelの「アダプティブ充電」やGalaxyの「バッテリー保護」など、似た機能が用意されています。設定からオンにしておくと、意識しなくてもバッテリーをいたわれます。
やりがちなNG習慣
次のような習慣は、知らないうちにバッテリーを傷めているかもしれません。
・寝る前に充電し、朝まで100%でつなぎっぱなし
・0%になるまで使い切ってから充電する
・暑い車内や日なたにスマホを置く
・充電しながら長時間ゲームをする
すべてを完璧にやる必要はありませんが、思い当たるものがあれば、少しずつ見直してみましょう。
神経質になりすぎる必要はありません。バッテリーは使えば必ず少しずつ劣化するものです。「最適化充電をオンにする」「高温を避ける」の2つだけでも、長く付き合いやすくなります。
まとめ
スマホのバッテリーは消耗品ですが、使い方しだいで劣化のスピードは変わります。大事なのは次の3つです。
- 過充電・過放電・高温を避ける
- 充電は20〜80%を目安にこまめに
- 最適化充電機能をオンにする
まずは、お使いのスマホの設定で「最適化充電」をオンにするところから始めてみましょう。それだけでも、毎日のケアが自動で進みますよ。
よくある質問(FAQ)
継ぎ足し充電は本当にしてもいい?
はい。今のリチウムイオンバッテリーでは、20〜80%でこまめに充電するほうがむしろ負担が少ないとされています。
充電は100%までしないほうがいい?
100%にしてすぐ使う分には問題ありませんが、満充電のまま長時間放置するのは避けたほうがよいとされています。
寝ながら充電は良くない?
満充電のまま長時間つなぐことになりがちです。最適化充電機能をオンにすると、負担を抑えられます。
バッテリーが熱くなったらどうする?
使用や充電をいったん止めて休ませましょう。高温は劣化を早めるため、涼しい場所で冷ますのが安心です。
どのくらいで交換を考えるべき?
充電の持ちが明らかに悪くなったら検討時です。多くの機種で最大容量を確認でき、目安になります。
※本記事は、各スマートフォンメーカーの公開情報やバッテリー関連の解説などを参考に、一般的な内容をまとめたものです。機能名や設定方法は機種・OSにより異なります。情報は執筆時点のものです。