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日焼け止めの正しい選び方|SPF・PAの意味と塗り直しのコツ

ドラッグストアの日焼け止め売り場で、「SPF50」「PA++++」といった表示を見て、「数字が大きいほうがいいんだろうな」となんとなく選んでいませんか? 実は、その選び方だと、せっかくの効果を十分に活かせていないかもしれません。

SPFとPAの意味、そして正しい塗り方を知れば、自分の生活に合った日焼け止めを選べるようになります。紫外線が強くなるこれからの季節、ぜひ押さえておきましょう。

この記事では

  • SPFとPAの意味と違い
  • シーンに合った選び方
  • 効果を引き出す塗り方・塗り直しのコツ

を、皮膚科医監修の情報などをもとにわかりやすく解説します。

3つのポイント
1. SPFは「UV-B(赤くなる日焼け)」、PAは「UV-A(シミ・老化)」の指標
2. 数値が高いほど最強、ではない。量と塗り直しが効果を左右する
3. 顔は500円硬貨大の量で、2〜3時間ごとに塗り直すのが基本

SPFとPAの意味と違い

まず、紫外線には主に2種類あります。肌の奥まで届いてシミ・しわなど老化の原因になる「UV-A」と、肌表面に作用して赤くヒリヒリする日焼けを起こす「UV-B」です。

日焼け止めの「SPF」と「PA」は、それぞれこの2つに対応しています。

表示防ぐ紫外線特徴
SPFUV-B赤くなる日焼けを防ぐ。数値で表す(最大50+)
PAUV-Aシミ・老化を防ぐ。+の数で表す(最大++++)

UV-Aは曇りの日や室内の窓ぎわにも届き、一年を通して降り注ぎます。そのため、シミやしわが気になる方は、PAの値にも注目するとよいでしょう。

数値が高い=最強ではない

「SPF50なら一日中安心」と思いがちですが、これは誤解です。たとえば、UV-Bを防ぐ割合はSPF30で約97%、SPF50で約98%とされ、その差はわずか数%。数値の高さだけで効果が大きく変わるわけではありません。

本当に効果を左右するのは、塗る量塗り直しです。どんなに高機能でも、量が少なかったり塗りムラがあったりすると、表示どおりの効果は出ません。「高いSPFを薄く塗る」より「適度なSPFをしっかり塗る」ほうが、ずっと効果的なのです。

シーンに合った選び方

SPF・PAは高ければよいわけではなく、シーンに合わせて選ぶのがコツです。目安をまとめました。

シーン目安
日常(買い物・通勤)SPF30・PA+++ 程度
屋外で長め(散歩・軽い外出)SPF50・PA++++ 程度
炎天下のレジャー・海・プールSPF50+・PA+++++耐水タイプ

肌が敏感な方は、紫外線散乱剤(ノンケミカル・ミネラルタイプ)を選ぶと刺激を抑えやすいとされています。テクスチャーの軽さを重視するなら吸収剤タイプも選択肢です。

効果を引き出す塗り方・塗り直し

日焼け止めは、正しく塗ってこそ力を発揮します。ポイントは2つです。

1つ目は適量を塗ること。顔全体なら500円硬貨大が目安です。少量だと表示どおりの効果が出ません。数か所に置いてから、ムラなく伸ばしましょう。首・耳・手の甲も忘れずに。
2つ目は2〜3時間ごとに塗り直すこと。汗や皮脂、摩擦で日焼け止めは落ちていきます。耐水タイプでも時間とともに効果は薄れます。塗り直す前に、タオルなどで汗や皮脂を軽く拭き取ると、よれずにきれいに塗れます。

さらに、日傘・帽子・サングラスなどで物理的に紫外線を防ぐと、より効果的です。

注意
肌に合う成分やタイプには個人差があります。赤み・かゆみ・ヒリつきなどの異常が出た場合は使用を中止し、皮膚科医に相談してください。敏感肌の方や治療中の方は、専門家のアドバイスを参考に選びましょう。

まとめ

日焼け止めは、数値の高さよりも「正しく塗って、こまめに塗り直す」ことが何より大切です。大事なのは次の3つです。

  • SPFはUV-B、PAはUV-Aの指標
  • シーンに合わせて選び、数値の高さに頼りすぎない
  • 適量を塗り、2〜3時間ごとに塗り直す

まずは今使っている日焼け止めを、いつもより少し多めに、こまめに塗り直すことから始めてみましょう。それだけで、日焼け対策の効果は大きく変わります。

よくある質問(FAQ)

SPFとPA、どちらを重視すべき?

赤くなる日焼けを防ぎたいならSPF、シミ・老化を防ぎたいならPAに注目しましょう。両方バランスよく選ぶのが基本です。

SPF30とSPF50は大きく違う?

UV-Bを防ぐ割合の差はわずか数%とされています。数値より、量と塗り直しのほうが効果に影響します。

日焼け止めはどのくらい塗ればいい?

顔全体で500円硬貨大が目安です。少量だと表示どおりの効果が得られないため、しっかり塗りましょう。

何時間おきに塗り直す?

2〜3時間ごとが目安です。汗をかいたり水に入ったりしたあとは、より早めに塗り直しましょう。

室内でも日焼け止めは必要?

UV-Aは窓ガラスを通して室内にも届きます。窓ぎわで過ごす時間が長い場合は、室内でも対策がおすすめです。

※本記事は、皮膚科医監修記事や化粧品メーカーの公開情報などを参考に、一般的な内容をまとめたものです。肌への影響には個人差があります。異常がある場合は皮膚科にご相談ください。情報は執筆時点のものです。

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