
暑い季節の水分補給、「とりあえずスポーツドリンク」になっていませんか。
実は、経口補水液とスポーツドリンクは役割がまったく違う飲み物。
使う場面を間違えると、効果が出なかったり、糖分のとりすぎになったりします。
この記事では、2つの違いと正しい使い分け、日常の水分補給のコツまでを解説します。
いざっていう時の体調不良にも備えて
常に両方、家にストックしてあるよ!
この記事のポイント
・経口補水液は電解質が多く糖分控えめ。脱水・熱中症の初期向け
・スポーツドリンクは糖分多め。運動時の水分・エネルギー補給向け
・日常の水分補給は水や麦茶で十分
・どちらも飲みすぎは塩分・糖分のとりすぎに注意
経口補水液とスポーツドリンクの違い
どちらも水分・電解質・糖分を含みますが、その配合バランスが大きく異なります。
| 経口補水液 | スポーツドリンク | |
|---|---|---|
| 電解質(塩分) | 多い | 控えめ |
| 糖分 | 控えめ | 多い |
| 向いている場面 | 脱水・熱中症の初期、発熱・下痢・嘔吐時 | 運動時・大量の発汗時 |
経口補水液は、水と電解質の吸収を速めるよう設計され、世界保健機関(WHO)も脱水時の補給に推奨しています。
「飲む点滴」と呼ばれることもあります。
経口補水液が向いている場面
経口補水液は、すでに脱水ぎみのとき・熱中症の初期症状があるときに適しています。
発熱・下痢・嘔吐などで水分と電解質が失われたときにも使われる、医療的な飲み物です。
めまいや倦怠感など熱中症のサインが出たら、涼しい場所で経口補水液を少しずつ補給しましょう。子どもの熱中症サインは、2歳児の熱中症サイン一覧もあわせて確認してください。
スポーツドリンクが向いている場面
スポーツドリンクは、運動時や、汗を多くかいたときの水分・エネルギー補給に向いています。
糖分が多く、素早くエネルギーになるのが特徴です。
ただし、糖分が多いため、日常的に飲みすぎると糖分のとりすぎになることも。
気になる場合は、糖質控えめのタイプを選ぶとよいでしょう。
日常の水分補給は「水・麦茶」が基本
意外に思われるかもしれませんが、普段の水分補給は、水や麦茶で十分です。
食事がきちんととれていれば、必要な電解質は食事から補えます。
「夏だから」とスポーツドリンクばかり飲むのは、糖分のとりすぎにつながるので避けましょう。
麦茶を常備したい方は、麦茶の作り置きは何日持つ?も参考になります。
ミネラルが補給できるから、1日に水と麦茶を交互に飲んでるよ!子供がいる方にもおすすめになります。
飲むときの注意
経口補水液は塩分が多いため、日常的な水分補給には向きません。塩分・カリウムの制限がある方や持病のある方は、飲む前に医師に相談してください。重い脱水や熱中症が疑われるときは、自己判断せず医療機関を受診しましょう。
まとめ
経口補水液は電解質が多く糖分控えめで、脱水・熱中症の初期向け。スポーツドリンクは糖分多めで、運動時の補給向きです。
そして日常の水分補給は、水や麦茶が基本です。
「どの場面で何を飲むか」を意識すれば、夏も健康的に乗り切れます。
体調がすぐれないときや脱水が心配なときは、無理せず医療機関に相談してください。
よくある質問(FAQ)
経口補水液とスポーツドリンクは何が違いますか?
配合バランスが違います。経口補水液は電解質が多く糖分控えめで脱水・熱中症初期向け、スポーツドリンクは糖分が多く運動時の補給向きです。
熱中症のときはどちらを飲めばいい?
熱中症の初期症状やめまい・倦怠感があるときは、電解質を効率よく補える経口補水液が適しています。涼しい場所で少しずつ補給しましょう。
普段の水分補給は何がいい?
水や麦茶で十分です。食事がとれていれば電解質は食事から補えます。スポーツドリンクの常飲は糖分のとりすぎになりやすいので控えめにしましょう。
経口補水液を毎日飲んでもいい?
おすすめしません。塩分が多いため、日常的に飲むと塩分のとりすぎになるおそれがあります。塩分制限のある方や持病のある方は医師に相談してください。
スポーツドリンクの注意点は?
糖分が多い点です。500mlで角砂糖数個分以上の糖分を含むこともあり、飲みすぎは糖分過多や虫歯のリスクに。糖質控えめタイプを選ぶのも一つの方法です。
参考・出典 : 環境省 熱中症予防情報サイト : 大塚製薬工場 オーエスワン よくあるご質問

