
衣替えのとき、しまっておいた服を取り出したら黄ばみ・虫食い・カビが…。
そんなショックな経験はありませんか。
実は衣替えは、しまう前のひと手間で、こうしたトラブルの多くを防げます。
ポイントは「洗ってからしまう」「防虫剤を正しく使う」「湿気を断つ」の3つです。
この記事では、衣替えの時期の目安から、黄ばみ・虫食い・カビを防ぐ具体的なコツまでを、くわしく解説します。
この記事のポイント
・時期は暦より最高気温を目安に。6月ごろと10月ごろが一般的
・しまう前の「しまい洗い」が黄ばみ・虫食いを防ぐ最大のコツ
・防虫剤は衣類の上に・スペースに合う量を・1種類で
・完全に乾かし、詰め込みすぎないことで湿気とカビを防ぐ
衣替えの時期はいつ?最高気温が目安
衣替えは暦の上では6月1日・10月1日が目安とされますが、その年の気候によって最適な時期は変わります。
迷ったら、最高気温を目安にするのが失敗しないコツです。
おおよそ、最高気温が20℃を超えてきたら春夏物へ、15℃を下回るころに秋冬物へ、と切り替えると過ごしやすくなります。
北海道や九州など、お住まいの地域の気温に合わせて調整しましょう。
しまう前の「しまい洗い」が黄ばみ・虫食いを防ぐ
衣替えで最も大切なのが、しまう前に必ず洗うこと(しまい洗い)です。
一見きれいに見える服も、襟や袖には皮脂や汗が残っています。
これを放置すると、時間とともに酸化して黄ばみになり、さらに虫やカビのエサにもなります。「一度しか着ていないから」も油断は禁物です。
しまい洗いのポイント
襟・袖口など皮脂のつきやすい部分を意識して洗いましょう。
洗ったあとは、完全に乾かしてから収納するのが鉄則です。生乾きはカビの原因になります。
なお、洗濯槽が汚れていると衣類に菌が移ることがあるため、事前に槽洗浄をしておくと安心です。お風呂の残り湯での洗いは避けましょう。
虫食いを防ぐ防虫剤の正しい使い方
防虫剤は、ただ入れればいいわけではありません。効果を出すコツがあります。
まず、防虫成分は空気より重く下に降りる性質があるため、防虫剤は衣類の「上」に置くのが正解です。
量は、衣類の量ではなく収納スペースの広さに合わせて選びます。少なすぎると効果が足りません。
また、衣類をぎゅうぎゅうに詰め込むと成分が行き渡らないため、収納ケースは8分目を目安にしましょう。
防虫剤を使うときの注意
・種類の違う防虫剤を一緒に使うと、成分が溶けあって衣類にシミができることがあります。防虫剤は1種類に統一しましょう。
・使用量・使用期間は、必ずパッケージの表示を守ってください。
カビ・湿気対策
カビの一番の原因は湿気です。次の点を意識しましょう。
しまい洗いした衣類はしっかり乾かしてから収納し、収納ケースには除湿剤を入れます。
詰め込みすぎず、衣類同士に少し隙間をあけると、湿気がこもりにくくなります。
クリーニングのビニールカバーは、つけたまま保管すると湿気がこもってカビの原因になります。
保管時は外し、必要なら通気性のよい不織布カバーに替えましょう。ときどきクローゼットを開けて換気するのも効果的です。
これをするのとしないのは大違い!私は、この一手間をサボってかびた事あったから、きちんとやるようにしてるよ。
収納をラクにするコツ
毎回の衣替えを軽くするには、収納の工夫も役立ちます。
よく着るものは取り出しやすい場所に、オフシーズンの物は上段や奥に。
衣装ケースは「立てる収納」にすると、何がどこにあるか一目でわかり、出し入れもラクになります。中身をラベルで書いておくと、来季さらに楽です。
綺麗にラベリングすると、その後の探す手間が省けるからおすすめです。かといってラベリングもする時間がない場合は、テープに書いて貼っておくだけでも簡単なのでおすすめの方法です。
まとめ
衣替えは、最高気温を目安に時期を決め、しまう前のしまい洗いでトラブルの大半を防げます。
防虫剤は「衣類の上に・スペースに合う量を・1種類で」、そして完全に乾かして湿気を断つことがポイントです。
ひと手間かけておけば、次のシーズンもお気に入りの服を気持ちよく着られます。
今年の衣替えは、ぜひ計画的に進めてみてください。
よくある質問(FAQ)
衣替えの時期はいつがいいですか?
暦では6月ごろと10月ごろが目安ですが、その年の気候で変わります。最高気温が20℃を超えたら春夏物、15℃を下回るころに秋冬物へ、と気温を目安にすると失敗しません。
しまい洗いはなぜ必要なの?
衣類に残った皮脂や汗が、時間とともに酸化して黄ばみになり、虫やカビのエサにもなるためです。きれいに見えても、しまう前に洗ってから収納しましょう。
防虫剤はどこに置けばいいですか?
衣類の「上」に置きます。防虫成分は下に降りるため、上に置くと全体に行き渡ります。量は収納スペースの広さに合わせ、表示を守って使いましょう。
防虫剤は何種類も入れていいの?
1種類に統一しましょう。種類の違う防虫剤を併用すると、成分が溶けあって衣類にシミができることがあります。
カビを防ぐにはどうすればいい?
完全に乾かしてから収納し、除湿剤を使い、詰め込みすぎないことです。クリーニングのビニールカバーは湿気がこもるため外し、ときどき換気しましょう。